パソコンは機械ですのでいつかは故障します。
中でもハードディスクは、機械部品でもトップクラスで駆動部分が多く、一分間に5400~7200回転(一部はそれ以上の回転)で駆動しています。熱量についても多量に発生しています。
だから、パソコンの故障原因のほとんどがハードディスクに関係したものとなっています。
ハードディスクが故障してしまうと・・・
● パソコンが起動しない。
● パソコンに入れていたソフトウェアが使えない。
● パソコンに収納していたデータを取り出せない。
● ネット接続等の環境設定がなくなってしまう。
などなど、復旧までには様々な問題が発生します。
その対策として、一般的には外付けのハードディスクを接続してバックアップを行っています。
またUSBフラッシュメモリなどの媒体に、作成したデータのみをコピーする対策もあります。
・・・でも、この方法には弱点が多いのです。
● パソコンから故障したハードディスクを取り出して、
新品のハードディスクに交換しなければならない。
● バックアップしたものをパソコンに戻す場合には、専用CDが必要になる。
戻すファイルの指定が必要になる等の複雑な手順を踏む必要がある。
● したがって、ハードディスクが故障した場合には、専門の技術者による
修理作業が必要になる。
● しかも、修理にくるまでに何日か待たなければならない。
● 修理作業はパソコンを工場出荷時点に戻すことが基本であるから、
バックアップしていたデータ等を戻してもらうには更に料金が必要となる。
今までのバックアップ方法は「データが無くなること」に対しての予防方法でした。
でもそれは、「パソコンが使えなくなること」に対しての予防方法ではありません。
また、情報セキュリティの視点で見ると外付けのハードディスクは簡単に持ち出せるため、
不在時には取り外して金庫に保管する等の対処が必要となります。
そこで、我々が考えたコンセプトは、
● ハードディスクの内容をそのままバックアップすること。
● ハードディスクが故障した場合に専門の技術者でなくても対処できること。
● 故障から復活するまでの時間が短いこと。
● 故障する直前まで入力していたデータが残っていること。
● ネット接続等の環境もそのまま使えること。
● ハードディスクは内蔵であること。
これらを基にして Resurgo® ができました。
Resurgoの特徴は
◎ ハードディスク2基を内蔵しています。
◎ ハードディスクはパソコンを分解せずに取り出せます。
◎ ハードディスクを簡単に取り出せないように鍵が付いています。
◎ ハードディスク1基ごとにシステムエリアとデータエリアに分けて、
動きを軽くしています。
◎ システムエリアは一週間に一度バックアップを取ります。
◎ データエリアは一分間毎にバックアップを取ります。
◎ バックアップの方法は差分バックアップとし、変化のあった部分のみ
をコピーしています。だからバックアップスピードが速い。
ハードディスクが故障したら・・・
① 作業を中断して電源を切る。
② ハードディスク№1を取り出す。
③ ハードディスク№2を、ハードディスク№1を取り出した場所に入れ替える。
④ 電源を入れる。
これでパソコンは、ハードディスクが故障する時点の一分前の状態に戻って復活します。
情報セキュリティの徹底を図るために、不在時にはハードディスクを取り出して金庫に保管することもできます。
今までの外付けハードディスクによるバックアップは
転ばぬ先の杖ではなくて、転んでも大けがをしないための予防策です。
Resurgo® は転ばないための杖です。
本製品は3月29日をもちまして販売終了致しました。
次期Resurgo製品につきましては鋭意製作中の為、今しばらくお待ち頂けます様お願い申し上げます。